
清泉小学校
所在地 | 〒248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下3-11-45 |
TEL | 0467-25-1100 |
ホームページ | http://www.seisen-e.ac.jp/ |
アクセス |
■電車 ■バス |
校長名 | 大西 貞弘 |
創立 | 1947年 |
教育の特色
■教育目標
清泉の教育の根本精神
永遠の真理であり愛の源である神を敬い、キリストの生き方に基づいて、神から愛されたものとして愛し合うことです。
●清泉の教育は
そこで学ぶものが、人生の真の意味を示す福音に学び、その価値観に基づいて自ら行動できるように励まします。
●清泉で学ぶ者は
与えられた能力を伸ばし、自己の使命に生き、人々と痛みを分かち合いつつ、他者にとって光と喜びになるような人を目指します。
●清泉の教育を受けたものは
世界の人々と文化に心を開き、人類は父なる神のもとに一つであり、みな兄弟であることを深く認識し、おかれた立場を通して社会の核となります。
■教育の特色
宗教教育
わたしがあなたがたを愛したように
あなたがたも互いに愛し合いなさい
(ヨハネ13章34節)
この言葉は、いわばイエス・キリストがこの世を去る前に、「イエスに従おうとする者たち」に残した「遺言」です。私たちを愛して止まない神は、その「愛のしるし」としてイエス・キリストをこの世界に送られました。イエスは短い生涯の間に多くの人々と出会い、そこで示したものは、やはり私たちへの「愛」でした。それは、日常的な言葉で言えば、「互いに思いやる優しい気持ちを持つ」ということになるかもしれません。
イエスに示された神の愛を子供たちに伝えていく、これが、私たちの使命です。
●宗教教育の根本精神
「神はあなたを愛している。ありのままのあなたでいい。神はあなたと共にいる。安心していい」これが、キリスト教の根本的なメッセージです。
清泉小学校では、なによりも日々の学校生活を通して、子どもたち一人一人が、「かけがえのない大事な存在であること」を伝えたいと考えています。神からの愛に包まれて、のびのびと育ってほしい。大事に育てられた子どもは、他の人を大事にする子どもになるはずです。
清泉小学校の子どもには、「この日本に、この世界に、真の平和をもたらす人に育ってほしい。」「他の人の痛みを分かち合うことの出来る、優しい人になってほしい。」「キリスト教的な価値観に基づいて、自分の人生の中心に何を据えて生きるのかをしっかりと見極めて生きる人に成長してほしい。」「自分の利益や幸せを追い求めるだけでなく、互いに思いやるやさしい気持ちを持ち続けてほしい。」と願っています。
●宗教の授業
週に一度の宗教の授業では、学年に応じて、「人間の思いをはるかに超える神という存在」について、また、「その神が私たちを創り、いつも共にいて下さること。」「自分であれ、他の人であれ、神からいただいた命を大切にすること。」そして、「神から愛されたものとして、他の人々を愛すること」を伝えるべく、努力をしています。
5年生になると、聖書から直接イエスのメッセージを学び始めます。
私たちが生きる本当の意味を示す聖書の言葉から、価値基準を学び、善悪を見分ける価値観を培い、その価値観に基づいて自ら行動できる力を養います。
6年生の授業では、「生きることや死ぬことの意味」や、「真の平和」について考えたり、私たちの間には、「文化の違い、物の見方や考え方の違いなど、様々な違いがある。」ことを確認します。
清泉小学校の子どもには、「互いを聞き合って、話し合うことが平和への第一歩である。」ということと、自分たちが、「平和の担い手」であることを認識してほしいと願い、授業をすすめています。
希望者は週に一度授業とは別に、宗教のお話を聞く事もできます。
●祈り
清泉小学校では、始業前の朝礼、昼食前、昼食後、下校前に必ず祈りを捧げます。
児童たちにとって「祈り」は、まさに生活の一部分になっています。
基礎学習
継続は力なり
教科の学習を支える五つの基礎学力「読む」「書く」「聞く」「話す」「計算する」を、しっかり習得できるように指導しています。
●読む
国語の授業だけでなく、1年で週2時間、2~6年で週1時間、「読書」の時間を設けて、一人ひとりに合った進度で、本を読み進めていきます。本好きな児童が多く生まれるのが本校の特徴です。
●書く
日記を書くことや、「おさらい」「うつしがき」などの積み重ねを通し、丁寧に字を書く習慣や文章力が身について行きます。
●聞く話す
自分が興味を持って調べてきたことについて発表する朝の会や国語・総合の話し合いを通して、お互いの話をしっかり聞く姿勢、相手に分かりやすく話す力を身につけていきます。
●計算する
計算は、科学的な思考の土台になるものです。百題計算や清泉オリジナルのドリルに取り組むことによって、確かな計算力を習得していきます。また、年2回、本校独自の「計算検定」を行うことにより、自信と意欲を深めています。
●電子黒板やタブレット端末を利用した効果的授業(ICT機器の活用)
2017年度より、全てのクラスに電子黒板を導入しました。動画や資料を効率的に提示し、授業内容の理解を深めるとともに、タブレット端末の活用により児童同士の思考過程を可視化することにより、児童相互の理解を深められる授業を実践しています。手書きの良さも生かしつつ、個別学習と協働学習の効率的な組み立てを行えるよう、積極的にICT機器の導入を進めています。
教科学習
やり抜く力を高めます
基礎学力を土台として、「やり抜く力」を高め、個々の力をさらに伸ばしていきます。
●国語
国語力は全ての教科の基本となるものです。高学年では、特に「読解」「記述」に力を入れて、指導を行っています。また、全学年で漢字検定にチャレンジして、漢字の習得に努めています。
6年生になると、1年間をかけて原稿用紙100枚以上の「生い立ちの記」という自分史を書き上げます。
●算数
算数は系統性の高い教科のため、複数の教員で指導するティームティーチングや個別に教える機会・補習の時間を設けて児童一人ひとりをサポートしています。
高学年では専科制のもと、自ら考え解く力、イメージする力を養います。
●理科
3年生から専科制を導入して、理科室で授業を行います。「自然科学に親しむ」という目的で2015年に新設された理科棟は、科学館のように子どもたちの知的好奇心を引き出すものに溢れています。また、対話や実験、観察を中心に、主体的に学べるよう授業を展開することで科学的思考力を育みます。
●男女別指導
5年生より、男女別指導を開始します。
少人数の男子だからこそ生かせる進路指導を含めた男子教育、附属中学校へのつながりを考え、特色ある女子教育を行っています。また、男女別に学習する時間の他に、男女共に参加する授業も展開しています。
総合学習
はじめに 子どもありき
総合学習とは、子どもの意欲や関心をもとに、子ども達が自らテーマを探し、教師も子ども達と共に追究を深める学習活動です。単なる知識の量ではなく、様々な問題に対し、主体的に取り組む意欲を大切にし、「自ら学び、考える力」を育てます。友達と心を合わせて活動することにより、思いやりの心が育ち、生きる力、学ぼうとする活力、そして問題解決能力が伸びていきます。
●1~2年生『動物たちと寄り添う心で優しさを育みます』
生き物の命をあずかる時、待ったなしの出来事や問題が必ず出てきます。皆で悩み、考え、全力で解決する中で、他者への思いやりの心や責任感が育ちます。
●3年生『鎌倉を知ることで地域社会との繋がりを学びます』
3年生では、「鎌倉調べ」と題した活動を始めます。実際に一つひとつ史跡を訪ねて様々なエピソードを知り、1年間かけて「鎌倉博士」を目指します。
●4~6年生『学校行事や縦割り活動を自分達で企画・実行します』
高学年になると、学校行事を担当する機会が増えます。また、6年生になると「清泉なかよしグループ」という縦割り活動のリーダーも務めます。低学年の総合で培った「自ら学び、考える力」を使って、仲間と共に色々な事を企画・実行して行きます。
アクティブラーニング
主体的・対話的で深い学びの実現
アクティブラーニング型授業とは、学習課題に対して自ら向き合い、友達や先生、時には自然とも関わり課題を達成し、物事の本質に目を向ける一連の授業です。
総合学習で培われてきた生きる力、問題解決能力が、この学習を通して、一生の財産として子どもの中に根付いていきます。
●主体的
生来、子どもが持ち合わせる学習意欲を大切にすることで、好奇心を持ち、自分の考えを発信していく力を高めていきます。
●対話的
「仲間と共に、仲間から学ぶ」姿勢を常に持ち、様々なツールを用いて、協働的活動から学ぶ喜びを体験していきます。
●深い学び
知識に基づく思考、思考を実現する行動、行動から得る経験、経験から知る知識のサイクルで自らを向上させていきます。
英語
国際感覚の育成
英語を通して、コミュニケーション能力を身につけ、国際的感覚を養っていきます。
小学生の間に、英語を話したいという意識を育てます。中学校での英語授業にスムーズに取り組めるカリキュラムです。
●低学年
・「英語を学ぶことは楽しい!」ということを体験する2年間です。
・身体を大きく動かし、英語の音と文章のリズムが感覚として身につくようにします。
教科書のCD音源を聞きながら、教科書の文章を目で追い、様々な形で英語にふれます。
●中学年
・低学年時の学習を土台とし、音と文字を結びつける2年間です。
・英語の音素(フォニックス)を体系的に学び、日本語にはない発声方法を練習します。
清泉インターナショナル学園との交流や、チャリティー先の国々との手紙交換などにより、英語を実践的に活用します。
●高学年
・低、中学年で養った語学力を使い、スピーチなどで話す力、聞く力を伸ばし、新たに書く力を養います。
本校と交流のあるオーストラリアの学校とインターネットを通じた会話を実施しています。
●教科書
現役の小学校英語教員たちにより作成された、カトリック校向けのテキストを使用しています。登場人物たちと共に成長するストーリーになっており、語彙は900語習得できる教科書です。
●カリキュラム
英語の授業時間数を増やし、英語にふれ合う機会を多く取り入れています。授業は、ネイティブスピーカーを含めた英語科教員に加え、学級担任も授業を受け持ちます。
●オーストラリア語学研修
【語学研修で異文化に触れる】
5・6年生の希望者を対象に、春休みに語学研修を行っています。オーストラリアのブリスベン近郊のカトリックの小学校に、ホームステイをしながら通います。英語学習に加えて異文化に触れ、子ども同士の交流を通して広い視野を養い、外国語学習の更なる意欲につながっています。
授業の特徴
コースについて
講師の紹介
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